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福岡市 FP教室講師のブログ

FP社労士がファイナンシャルプランニングの学習を勧めたり、労務についてコメントするブログbyTWO-FACE社労士FP事務所(福岡市)-記事冒頭にプロフィールリンク

夫婦の仲を円満にする家計簿のつけ方

夫婦家計簿

本日は家計簿の記帳について夫婦関係を切り口に解説します。

・結婚後、配偶者にサイフを預けっぱなしの方

・金銭感覚の違いで喧嘩をしたことがある方

・家計の将来に漠然とした不安のある方

などに特にお読みいただければと思います。

 

お金に関する夫婦の不仲の原因

結婚し夫婦生活を営んでいくにあたって、家計における独身時代との大きな変化は自分以外の家族のお金の出入りがかかわってくる点です。 今までは自分のお金だけを管理していればよかったものが、結婚すると家庭の収支は自分のお金の出入りに配偶者のお金の出入りが加わったものになります。

そのような変化がありますので生活の中で配偶者の金銭感覚に違和感を覚える方もいらっしゃるでしょう。金銭感覚とは価値観であり、価値観が全く同じ人があり得ない以上、違和感が生じるのはやむを得ないことです。 しかしやむを得ないことだとしても、小さな違和感が積み重なれば不満になります。不満が我慢できなくなった時に不仲になってしまうのではないでしょうか。

価値観のすり合わせ

価値観の相違の小さな違和感が不仲の端緒だとすれば、円満な夫婦関係を継続するために必要なことは互いの価値観を許容し、あるいは修正し、すり合わせていくことです。 価値観の相違への対策としては忍耐や諦めもあり得ますがこちらは消極的な対策ではないでしょうか。

可能であるならば前向きな対策をしていくほうが幸せな家庭を築けるでしょう。 許容、修正が価値観の相違への前向きな対策だとしても、その方法を間違えてしまえば、許容は諦めに、修正は強要になってしまいかねません。そうなってしまえば家庭の未来は暗そうです。

方法を間違ってしまう原因としては、目指すべき価値観の指針となる目標が設定できていないこと、問題点の認識が不明確であることが考えられます。 改善しようとしても、何が善なのか定まっておらず、現状が正しく認識できていないのならば、その改善は効果的なものにはなりえないからです。

家計簿の利用

そのように考えれば、円満な夫婦関係を保つためには、家庭の目標を共有し、現状を正しく認識し、現状とのずれを改善していくという方法が効果的だと分かります。

そこでカギになるのが夫婦でお金について話し合う時間と家計簿です。 話し合いで目標設定、現状認識、改善方法を共有し、その実行と記録のツールとして家計簿を使うのです。

どれだけ話し合って実行した気になっていても、記録がなければ記憶はあいまいになり、意見の根拠は曖昧で、効果は測定できません。 家計簿を使って夫婦で話し合うことで、円満な関係を継続し、幸せな家庭を築くことができるのです。

家庭のサイフの管理パターン

そもそも夫婦間でのお金の出入りの仕組みはどのようになっているのでしょうか。もちろん家庭によって千差万別なのでしょうが、家庭のサイフのあり方を大きく3つの類型にわけてみます。 ①一つのサイフを夫婦で共有し、お小遣い制を採用 ②夫婦別々にサイフを所有し、科目ごとに支払いを担当 ③夫婦別々にサイフを所有し、その中から別に作った家庭のサイフに一定額を拠出 そして、それぞれの長所、短所を整理してみます。 サイフのタイプ3 多くの家庭で、実際にはこれら3つの組み合わせと強弱により家計を管理しているのではないでしょうか。

家計管理のデザインのポイント

こうして家庭のサイフのあり方を類型してみると、家計の管理のポイントは以下の7つであることがわかります。

・家計の全体像の把握

・管理者の情報公開の程度

・管理の手間

・家計の将来像

・役割分担の公平さ

・互いの金銭感覚への干渉の程度

・金銭面での仕事のモチベーション

これらを自分たちの家庭に合うようにカスタマイズしていくことが 円満で、金銭面で不安のない家庭を作る方法ではないでしょうか。

家計簿をつける大変さ

しかし、家計簿が必要なことは頭ではわかっても、実行しようとすると大変な労力が必要です。張り切って始めてみても長続きしないことが多いのではないでしょうか。その原因は

・モチベーションが続かない

・単純な出費以外の取引の家計簿のつけ方がわからない

・自分たちの取引の情報の集め方がわからない

・夫婦間でお金の出入りのすべてをつまびらかにしたくない

・夫婦間でスキルとモチベーションに差があり、うまくいかない

といったことがあると思います。 逆に言えば、 「ファイナンシャルプランニングについて学ぶことで、 家計簿のつけ方、情報の集め方、情報の管理の仕方を身に着け、 夫婦でお金について話し合う時間を定期的に設けることで、 夫婦間で平準化された家計簿のモチベーションとスキルを維持すること」ができれば、 家計簿の記帳が長続きするのです。

まとめ

夫婦の仲を円満にし、家庭の明るい未来を作る家計管理の方法は 「マネースキルを身に着け、自分たちのお金の出入りの仕組みをデザインし、家計簿をつける。 家計簿をもとに夫婦で定期的にお金について話し合う時間を設ける。」 これにつきるのではないでしょうか。

夫婦がいつまでも円満で、ファイナンシャルプランニングに不安のない家庭を築くことができることを願ってやみません。

 

(福岡市 東京対応)TWO FACE社労士FP事務所 社会保険労務士 蓑田隆介

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